いかにして「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」を活用するか

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先日、以前から積ん読していた「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」について読むか読まないか迷っていたので、アンケートで聞いてみようと質問したところ、「2対1」という僅差で「よむ」派が多かったので、ひとまず読んでみました。

著者のルドルフ・シュタイナーは「修行者にとっては当然のように経験した出来事も、修行してない人間にとっては物珍しく霊的体験を質問されることもあるが、修行者は自身の修行の妨げにならぬよう、修行中に起きたことを安易に語らないほうがいい」と書かれてもいるので、ここではあまり詳しい内容には触れませんが、実践的なアドバイス、例えば「禁欲的な生活が身体に苦痛をもたらすくらいなら、今世では無理せず諦めて、来世では禁欲しても苦しくないような存在に生まれ変わることを願って、開き直ったほうて生活したほうが良いといった助言などもあり、さっぱりした考え方をあっけらかんと書いていた点が面白かったです。また、オカルティズムで語られる守護霊についても、修行を続けることで霊界を参入するときに出会う存在として象徴的に描いていて、なんだかゲームの設定みたいでした。「境域の守護霊」という霊が存在するとのことです。

「境域の守護霊」との出会いは霊界を参入する際の重要な体験である。境域の守護霊は、単一の存在ではなく、本質上「境域の小守護霊」と「境域の大守護霊」に分けられる。前章に述べたように、霊妙な身体部分(エーテル体とアストラル体)の内部で、意志、思考、感情の間の結合体が融けはじめたとき、人間は前者の守護霊と出会い、この結合体の解消が身体の肉体的部分(特に頭脳)にまで及ぶとき、「境域の大守護霊」と向き合う。

R・シュタイナー、高橋巌訳、いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか、境域の守護霊、p.227、ちくま学芸文庫

サブカルチャーの源流を検討すると、神智学や黒魔術に通じる部分があり、エーテル体と聞けば「ファイナルファンタジーでMP(マジックポイント)を回復するドリンクだったな」とか、アストラル体なら「浦沢直樹氏の漫画『MONSTER』の中で、ヴォルフガング・グリマーさんがもうひとつの人格を呼び覚ましてしまうトリガーとなる架空TVアニメ『超人シュタイナー』(※ルドルフ・シュタイナーを意識したネーミングか定かでないですが、シュタイナー=超人を意識した可能性があります)の元ネタで、マーベルコミックに登場する天才物理学者が怪物的存在へと変貌した超人ハルクが人間に見えないアストラル体が見えるという設定だったな」とか、「遊戯王ZEXALの主人公の相棒がそんな名前だったな」などなど、連想ゲームのように、オカルティズムと現代の作品との影響関係がわかります。創作のヒントとしても、シュタイナーの本は参考になるでしょう。

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