アニメ

【感想】パプリカ

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おすすめする視聴者層

  • SF作品が好きな方
  • 夢を題材にした作品が好きな方
  • クオリティの高い映像美を楽しみたい方

簡単な作品紹介

パプリカは「夢の共有」を主軸とした作品です。

ヒロインの千葉敦子(パプリカ)は他者の夢に介入し、その精神を治療するサイコセラピストですが、夢に介入するための装置を盗難されたことから悪夢のような事件が始まります。

作品を見た理由

私はこの作品を、テレビで放送している時にたまたま見かけました。

そして、狂気と美しさを両立させる圧倒的な映像美、ファンタジックでありながら現実的なドロドロさを併せ持つストーリーに圧倒され、この作品の虜になってしまいました。

映像作品として面白いと思った特徴①

今敏監督作品といえば映像の美しさが特徴のひとつですが、中でもこの作品の映像美は際立っています。

ただ美しいだけではなく、狂気を孕んでいるからこその、引きずり込まれるような魅力があります。

特に「パレード」と呼ばれる、夢の中のワンシーンが印象的です。

日本人形や招き猫、家具家電、カエルなど、さまざまな物たちの行進を描いた一幕なのですが、不思議と統一感が感じられ、雑多なのに美しいと思わせられる不思議な引力があります。

映像作品として面白いと思った特徴①

この作品では「夢」が大きなテーマとなっていますが、その夢の描写が実に巧妙です。

誰もが、荒唐無稽な夢、まるで現実感のない夢、起きてみれば明らかにおかしかったと感じられる夢などを見たことがあると思いますが、それらの情景は大抵、目覚めと共に忘れてしまいます。

しかしこの作品では、その違和感満載の「夢」の世界を見事に描き切っているのです。

だから、明かなフィクション作品であるこの作品に、妙なリアリティを感じてしまう人も多いと思います。

映像作品として面白いと思った特徴②

この作品では、インパクトのある映像美が特徴であり魅力のひとつですが、それと相反するような、繊細過ぎる描写もまた魅力です。

特に印象深いのは、ヒロイン・千葉敦子が走りながらパプリカに変化するシーン。

千葉敦子とパプリカは同一人物ですが、千葉敦子は現実世界を、パプリカは夢の世界を担当しており、それぞれ内面的な部分も微妙に異なります。

そんな差異を、走り方ひとつで絶妙に表現しているのです。

本当に、細部までこだわって作られた作品だと感じられます。

アニメを見る前と見た後で、変化したと思われる考え方や行動

私は元々、毎日夢を見るたちでしたが、夢を見るのがもっと楽しくなりましたし、夢そのものにも興味も湧きました。

その一方で、人が簡単におかしくなれることを知ってしまったため、夢を見るのが少し怖くもなりました。

全体を通じて、見たことで得られた結論

「美」とは、単純に美しいものだけを指す言葉ではない、ということを、この作品を通して知りました。

違和感、アンバランスさ、統一感の無さ、おかしさ…それらが存在するからこそ、総合して「美しい」と感じることもあるのだと衝撃を受けました。

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感想(16件)

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